TOP > Food > 舌鼓 > Vol.06 渋谷TAMA×中嶋美和子

恋心を持ってない男友達に食事に誘われた時に、TAMAのような気楽で雰囲気が良いお店に連れて行って貰えたら、好感度が上がると思います。何しろ、下心があると思わないというか(笑)。純粋に、私と食事の時間を楽しもうとしてくれているのかなって思います。加えて、お料理もお酒も美味しいときたら「やるじゃん!」みたいな(笑)。気楽な食空間も距離が縮まるエッセンスだと思うんですよ。コース料理だとデザートが出たら、「もう帰らないとダメなのかな・・・?もっとお話していたいのに・・・」って思ってしまうけど、気軽で美味しいお店だと、「あれ?もう、こんな時間?」みたいに、ついつい長居してしまいそう。

あと服装もありますよね。好きな人に会う時には、どの服を着ていこう?って思うのは当然で、あのレストランにいくからこの服を着ようって、服選びをお店中心で考えてしまいがちですけど、雰囲気があって気楽なお店だと、好きな人の為だけに、お洒落をできるっていう感じがしませんか?するんですよ女性は。たぶん。背伸びをしないお店の方が、女性もリラックスできるし、男性も楽でしょ?って。そこから二人の距離はぐんと近づくような気がします。



同性、異性問わず仲間で食事が出来る空間って良いですよね。

例えば、男女の仲間がいて、その中に好きな人がいるとします。その人と最初から二人っきりで食事をしても、そこで仲良くなれるのかな?って思うじゃないですか。でも、仲間がいて、好きな人の事をよく知っている同性の友達がいて、「こいつ、中学の頃さ」とかって話をしているのを聞くと、その人の事をより深く知れる訳じゃないですか。そういう空間もあり得ますよね。

その後、二人っきりで同じ店で食事した時に、「ここでみんなで食事した事覚えてる?あの時はあそこのテーブルにみんなで座ってて、こんな話したんだよね。でも、今は二人っきりだね」なんて、素敵じゃないですか。そういう出会いって良いですよね。青春だな~。恋がしたくなってきました(笑)。


       
  パクチーサラダ(¥750)   自家製 腸詰(\450)   そうめんチャンプル(\800)  

本日供された料理は、アジア料理が大好きという中嶋さんに合わせてオーナーシェフの玉代勢さんがセレクトした、“パクチーサラダ(¥750)”、中国の酒と沖縄の香辛料ピーバチを使用した琉球チャイナの代名詞とも言える、“自家製 腸詰(\450)”と、“そうめんチャンプル(\800)”。

“本当に美味しいですね!”と歓喜の声を上げつつ、ワインも進んでいる様子。そうめんチャンプルに箸が延びたその時、玉代勢さんが、「この“島こしょう”をかけると、より一層美味しくなりますよ。ソーキソバもこれをかけないと味が締まらないってよく言いますから、是非」と絶妙のタイミングで気さくにレコメンド。

気さくなスタッフが作り出す、寛ぎの空間と美味しい料理とお酒。

大切な人にしか教えたくない大切なお店には、人と人との距離を縮めるファクターがちりばめられている。








    TAMA タマ
深夜ともなると、ほっこりと胃に優しいものが恋しくなる。そんな時は迷わず、青山学院大学南門近くに佇む『TAMA』へ。扉を開けた瞬間、出迎えてくれるのは、オープンキッチンから立ち上る温かい湯気とスタッフの陽気な笑顔だ。どこか食堂然とした風情も心地良い空間で味わえるのは、沖縄料理と中華を融合させた琉球チャイナ。どこか懐かしい逸品の数々を堪能することができる。寛げる雰囲気と美味・美酒が手伝って、長居のゲストが多いというのも頷ける。
住所:東京都渋谷区渋谷2-3-2
電話:03-3486-5577
営業時間:6:00PM~翌3:00AM 休:無休 席数:35席 カード使用可
 



中嶋美和子
Miwako Nakashima

大分県出身、元大分朝日放送アナウンサー。在籍時には情報番組「れじゃぐるテレビ」、プライムニュースなどを担当。退社後はタレントとして活動拠点を東京に移し、TVを中心にニュースやバラエティ番組で活躍している。主な出演番組はNewsリアルタイム“リアル特集”リポーター、アナ☆パラ(共に日本テレビ系)など。特技は大食い。明治学院大学在学中にはミス明治学院大学グランプリに選ばれた経歴を持つ。オフィス北野所属。
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