「ドレスアップしてレストランに行こうと思っても、その時々によって、お好み焼きとか、ふかひれスープとか、全然変わってしまうので、間近にならないとどんなお店に行くか決められないんですよね。1ヶ月前からフレンチの予約と言われても、1ヵ月後にフレンチを食べたいだろうか?って、ちょっと不安に思ってしまうかも。女の子って結構、波があるような気がするんですよね。
今は、ちょっと脂っこかったり、バターっぽいのは苦手かも・・・・・・ 和食でさっぱりが良いかな~って思う時もあるので、欲を言うと直前に食べたいものを食べたいです。」
紺野さんに今日は、中華の気分かどうかを確認したところ、「もちろんです」という笑顔での返答に少し安心したFERIC編集部は、紺野さん本人と支配人の安積正尚さんにメニューを見ながら料理の相談をして頂いた。
紺野まひる(以下:K):「オススメは何ですか?」
安積支配人(以下:A):「フカヒレと豚肉がオススメですね。フカヒレは原皮の良いのが入っているので、そのまま醤油煮にして、豚肉は金華豚。うちは金華豚がメインなんです。金華豚を日本で生産しているのは2箇所しかなくて。」
K:「本当だ、山形産って書いてある。」
A:「山形と御殿場ですね。」
K:「そうなんですね。面白い。料理としてのオススメは?」
A:「酢豚、唐揚げ、炒め物。後、麻婆豆腐もオススメです。」
K:「私、麻婆豆腐が大好きです。」
A:「坦々麺もオススメです。麻婆豆腐と坦々麺が両方楽しめるコースもあります。」
コース料理を眺めながら、
K:「これ女性にとって、量は多くないですか?」
A:「ひとつのポーションがそれほど多くないので、ご安心ください」
K:「麻婆豆腐とミニ四川坦々麺がコースについているのは魅力的ですね」
A:「ありがとうございます。大人気です。あと、牛肉ロース肉のロティXO醤ソースも人気です。貝柱と干しエビを巧く混ぜ合わせたオリジナルのソースが評判です」
K:「お茶のメニューも結構あるんですね」
A:「はい。お茶は花茶が人気ですね。マイルドな白茶も人気があります」
K:「ちなみにepicerという名前は何故付けたんですか?」
A:「フランス語で香辛料という意味なんです。山椒などのスパイスを何種類も使う事と、ワインと中華のお店という事で、フランス語で「epicer」と付けたんです」
二人の会話が弾み、お店の人との会話も美味しい食空間を演出する極上のエッセンスと成り得るのだと感じている中、テーブルに供されたのは、ふかひれ姿煮 4410円・和牛ロース肉ロティのXO醤ソース 3780円・ライチシャーベットとマーラーカオ(中華風カステラ)のタピオカココナッツミルク 1050円
ふかひれ姿煮 4410円 | 和牛ロース肉ロティのXO醤ソース 3780円 | ライチシャーベットとマーラーカオ(中華風カステラ)のタピオカココナッツミルク 1050円 | ||||
「ふかひれ姿煮」を味わいながら、仕事の話、得意な料理に関する話をする紺野さん。
楽しく和やかな食空間の中、運ばれてきた「和牛ロース肉ロティのXO醤ソース」を一口食すと、「美味し過ぎてビックリ!」と思わず一言。
テーブルはより一層、楽しく和やかな雰囲気に包まれた。 取材中も食事を楽しんでいた紺野さん。きっとプライベートでも素直に美味しい食事に感動し、一緒にいる人と、楽しい時間を共有しているに違いない。
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