国内自動車産業は現在、ハイブリッド車の独壇場。しかし世界ではすでにそれを飛び越えて電気自動車の時代に突入している。そして遂にガソリン車を凌ぐパフォーマンスを獲得した電気自動車が現れ、国内でも販売開始された。これまで「リアル」ではなかった「ガソリン車の時代の終焉」「電気自動車の台頭」がとうとう現実のものとなってきたのである。カリフォルニア・シリコンバレーにて30代の社長が設立した会社が、現在、トヨタ、ダイムラーの2強とも提携を発表。世界の自動車産業の行方を握っている。その実車「テスラ 2.0ロードスター」を見てその魅力を探ってみた。
Text:Takamasa Wada