プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社は、プジョーのコンパクトモデル、207シリーズの5ドアハッチバックモデルを対象にマイナーチェンジを実施、装備・機能面を充実させながら新価格を設定し、2009年10月5日(月)より全国の正規販売店網「プジョー・ディーラー・ネットワーク」にて販売を開始した。
このたび採用された変更点は、エクステリア及びインテリアデザイン、車両本体価格における最大10%の値下げ実施、新装備の追加による機能面の充実の3点。
まずエクステリアにおいては、フロントグリルのデザイン、ボンネット先端部分、フォグランプの位置などが従来デザインから変更される。インテリアでは、ダッシュボード・アクセントトリムのカラーが変更となった他、シート形状、シート地は機種別に3タイプが設定された。
続いて、今回のマイナーチェンジに伴い、新たに2つの追加機種が導入され、求めやすい価格を実現。207シリーズのエントリーモデルである「Style1.4」は従来のスペックを継承しつつ、1.4リッターエンジンに5速RMT(ロボタイズド・マニュアル・トランスミッション)が搭載され、新デザインの15インチホイールカバーを装着、189万円(税込み)という魅力的な価格となった。また、同「Style」シリーズには、1.6リッターエンジンと4速オートマチックトランスミッションを組み合わせた「Style 1.6」が新たに導入され、199万円(税込み)となっている。
そして207シリーズ上級モデルとして1.6リッター/4速オートマチックトランスミッションに16インチアロイホイールを装着した「Premium」が219万円(税込み)で新規導入された。シリーズ最上級モデルとなる「Cielo」は、従来通り1.6リッター/4速オートマチックトランスミッションというスペックを継承し、内装にブラック×ハーフレザーが採用され、17万円安い249万円(税込み)となった。
さらに、新装備の追加としては、リモコンキーによるドア施錠時にウインドガラスを自動的に閉じる「オートクローズ機能」、ウインカーレバーを軽く1回押すだけで、ウィンカーランプが3回点滅する「ワンタッチ・ウィンカー機能」、「クルーズコントロール(Style 1.4を除く)」を標準搭載。リア及びリアサイドガラスにスーパーティンテッドガラスが採用され(*1)、また照明付きバニティーミラー(*2)等、快適なドライブをサポートする装備も充実した。(*1~2/「Style」シリーズを除く)