巨匠はやっぱりすごい。　ヤコブセン【セブンチェア、オックスフォードチェア】編　/FERIC

引き続きデンマーク、ヤコブセンのご紹介をさせていただきます。

セブンチェアとオックスフォードチェア

画像提供：フリッツ・ハンセン　http://www.fritzhansen.com/jp

　こちらもヤコブセンの代表作とも言えるチェアです。ヤコブセンレストランにありました。ふたつとも優しい空間にしっぽりと馴染んでいました。

　特にオックスフォードチェアがレストランに置いてあるのが新鮮です。今まで教授っぽいというか、どこかの社長さんが座っているような、オフィスや書斎のイメージがありました。仕事のできる社長さんの、週末の私服姿を見てしまったような新鮮さを感じました。

　このレストランはオリジナルではないのですが、ヤコブセンを好きなオーナーが当時のインテリアをできるかぎり復刻しています。サマーハウスのような建物の1Fからは、目の前に海が広がります。真冬だったので人もほとんどいませんでした。きっと暑い季節は、この国の短い夏を楽しむ人で華やかになるのでしょう。



目の前に広がる海。小さく向こうに見える灯台もヤコブセンのデザインだそうです。		お隣にはシアターがありますが、こちらもヤコブセンがデザインしています。