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  14インチの液晶テレビ&プロジェクターで長く生活している私のプライベートと、最近どんどん大きな画面になってゆく薄型テレビの進化は、もしかしたら関係ないのかな、と思っていたところ、ついに気になるテレビが出ました!

 先日SONYさんとのタイアップコーディネートにて新しいテレビを紹介することとなり、そこで出会った「有機ELテレビ」です。なかなか興味深い進化です。

  この「有機ELテレビ」は、光る仕組みがホタルと同じという、言葉にするととてもロマンティックな技術です。初めてその説明を受けた私は、その “ホタルと同じ” にうっとりと過剰に反応してしまい、

「ホタルじゃないからっ!」 と何度も担当の方に冷静になるように言われましたが……。

  目に映る色や形、質感をありのままに再現することを目指し、パネルに有機物質(オーガニックパネル)が採用され、高いコントラスト、ピーク輝度、豊かな色再現性を追求した「自然界の美しさをどこまでも忠実に描き出します」というコンセプトでつくられた、サイズW287×H253×D140(mm)という小さなテレビ。

  ではなにがホタルと同じなのかというと、仕組みはこうです。オーガニックパネルという、薄型の液晶ディスプレイに使われているバックライトなどの光源が不要な自然発光式で、流す電流の量によって発光の強さをコントロールしてくれる。例えば、電流が0の場合は発光しないので “どこまでも深い黒”が実現できたそうです。光源が不要で自然に発光するというのが“ホタルと同じ”なのです。さらにその発光体である有機層の厚さがナノメートル(nm)なので、極度に薄い画面がデザインできたとのこと。

  小さくて質がいい。

  美しく、奥行きのある映像を楽しむことができ、電源をOFFにしていてもフォルムのデザインが美しいので目にうれしい。どこに置いてもインテリアの邪魔にならないのに、ONにするととたんに圧倒的な存在感を放ち、映像の美しさに惹き込まれていくのです。

  うん。これなら欲しい。

 

 

 

 

SONY 有機ELテレビ詳細ページhttp://www.sony.jp/products/Consumer/oel/index.html