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  昨日、アンティーク家具ショップLloyd's Antiques(ロイズ・アンティークス)さんの20周年パーティに行ってきました。

  Lloyd's Antiquesさんとは、雑誌や広告でリースしたり、物件をスタイリングするときに購入したり、一昨年はデザインイベントで展示会場のデザイン演出を担当させて頂いたりと、濃~くお付き合いさせていただいていますのでスタッフ全員と+プリンセス(愛犬)で参加しました!古い家具の中でジャズを聞きながらワインを飲み、とても雰囲気のいい大人の夜でした。

  Lloyd's Antuques 20th Anniversary「Have a Lloyd's Day in June」。白シャツを着ているのが共同経営をしている相棒の高橋です。デザイナーでありJamo associatesの代表です。飲んでますねぇ。目がうるうるです。  

  今回はアンティーク家具についてご紹介します。ヨーロッパではだいたい100年以上経ったものをアンティークといいますが、日本ではアンティークの家具というと、何百年も前のモノから、数十年前のモノまで幅広く指しているようです。'50~'80年代の家具はヴィンテージと呼ぶことが多いかな。


  モノを大事に使ってきたという人の愛情や、その国、その時代に使われた素材や仕上げの方法、その時のデザイン背景、職人さんの技術。偶然が重なってできた風合い。そういうものを今同じように身近に感じることができ、さらに一緒に時間を重ねられるというのが好きな理由。



  新しい家具ももちろん好きなのですが、私はプライベートでも仕事でも、新しいものとアンティークをミックスしてスタイリングすることが多いです。新しいものだけだとクールすぎて落ちつかないし、古いものだけだとなんだか重々しくて歴史に飲まれそうになる。自分の歳や気分、空間に合わせて調整して一番心地いいところに持っていけるから、ミックスって私にとって具合がいい。ただ、アンティークは同じ物がひとつもないし、そうそう都合良くその時に欲しいものが見つかることは限らない。だから暇さえあればショップを覗いています。そう、足を運ばないと出会えない。

と、いうことで、今回は私がよく行くショップを4店舗ご紹介します。

- Lloyd's Antiques aoyama
イギリス、フランスをメインに艶のある赤茶色の木製家具、レザーソファ、ショーケースなどの大物が充実。もちろん他にもファクトリー系や北欧のもの多く、いろいろなテイストの家具を扱っています。商品の動きも早いため、次々と新しい家具が入荷されます。

東京都渋谷区神宮前3-1-30
TEL: 03-5413-3666
営業時間 11:00~19:00 無休
http://www.lloyds.co.jp

- Lloyd's AntiquesEGOIST ( himonya )
名前を「エゴイスト」とし、従来の店舗よりさらにお店の“エゴ”を表に出した個性的なセレクトにリニューアル。店はいくつかのテイストごとの部屋に分けられていて、使っているシーンを想像しやすいレイアウトとなっていますので訪れるだけでも楽しいですよ。

東京都目黒区碑文谷2-5-15
TEL:03-3716-3338
営業時間:11:00~19:00 無休
http://egoist.lloyds.co.jp/

- Archiv-antiques
主にフランス、スウェーデン、ベルギーの19世紀後半~20世紀前半くらいのものを扱っていて、白やグレーなどの淡い色味の家具や小物を扱う。お店の空間も日本にいるのを忘れる程に素敵な演出で繊細なテイスト。カサブランカがここまで似合う店はないのでは……。

目黒区目黒本町2-15-2
TEL:03-3760-2041
営業時間:月曜から土曜11:00~20:00 / 日曜11:00~18:00
http://www.archiv-antiques.jp/

- GLOBE ANTIQUES
イギリスを中心に集められたエレガントな家具が所狭しと並んでいます。1Fには植物、ガーデン用品、そしてパーツなどを扱うワークショップもあります。地下には服、バッグ、ジュエリーなどの小物、フレームやレース、雑貨など小さなものも充実。メインの入り口のゆったりとしたカフェでいただくランチはおすすめ。ケーキは是非食べてください!

世田谷区池尻 2-7-8
TEL: 03-5430-3550
FAX:03-5430-3551
営業時間:11:00 ~20:00 無休
http://www.globe-antiques.com/

  確かにアンティークとして良いもの、悪いもの(アンティーク市場において価値の付けられるもの、付けられづらいもの)はありますが、日常で使うなら信頼できるショップに行って(これが重要!)、直感や目的に合ったものを選ぶくらい気軽に触れてみてください。