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ゴルフではルールの裁定者はプレーヤー自身


  ゴルフは頭と身体を使って、楽しみながらゲーム感覚で行なえるスポーツの一つです。そして、そのプレーの審判を下すのは自分自身なので、プレーヤーは公正の理念に基づくゴルフ規則に従って自分に厳しくプレーすることが求められています。ですから、ルールを正しく理解することはプレーヤーにとって必要不可欠なことであり、それによってゴルフの魅力が理解でき、知的なゴルフを楽しめることにつながっていくのだと思っています。

  また、ゴルフ場は「緑の社交場」といわれるほど、人との出会いやコミュニケーションがあふれていますし、リラックスできるクラブハウスや疲れを癒してくれるお風呂や美味しい食事など、プレー以外にもたくさんの楽しみがあるところなのです。そんなすばらしい環境の中で、同伴者はもとより自分自身が心からゴルフを楽しんでいくためには、少し複雑なルールでもしっかりと覚えていきながら、ゴルフマナーに気をつけてプレーしていくことが必要となってくるのではないでしょうか。

  まず、ゴルフは個人スポーツでありながら一人だけでプレーすることは殆どありませんし、コースも貸切りにしているわけではありません。ですから、注意しなければならないことは、同伴者だけではなく前後の組のプレーヤーの妨げもせず、スムーズな進行を行なうことで、これがプレーしていく上での基本的な最初のマナーだと思っています。

  1組のプレーは通常3,4人で行ないますが、1組全体のプレー時間はだいたい決まっていて、9ホールで2時間前後です。ですから1ホールごとのその組のプレー時間もほぼ決まっているわけですから、その時間を同伴者と上手く分かち合いながらプレーしていくことが基本マナーとしては大切なことなのです。

 

 

 

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