石川遼選手や宮里藍選手などの活躍のおかげなのか、従来からのゴルファーだけでなく、ゴルフに興味がなかった人たちまで、少しずつゴルフが浸透しつつあるような気がしている中で、特に最近、新感覚のレクリエーションとしてのゴルフという形で、注目を浴びているのがゴルフバーです。
「どうせ、ゴルフ好きのオヤジたちがゴルフ談義を肴に酒を酌み交わして騒ぐところでしょ」と早とちりするなかれ。

ゴルフバーは、飲食に舌鼓をうちながら、ダーツやビリヤード感覚でゴルフをより気軽に、しかも効率よく楽しむことができる新しい思考のスポットだと思います。便利な都心にも数多く点在するようになったし、全国各地にもゾクゾクと出店は広がっています。仲間同士や同僚と盛り上がってもよし、接待で使うもよし、もちろん合コンやカップルで楽しむには最高の環境だと思います。
今までの日本のゴルフ事情の特徴としては、ゴルフコースは山奥に位置し、なかなか練習のために頻繁に訪れることは困難なことと、街中のインドアの練習場は、ひたすら打席に入って、ボールを打つだけの練習に偏りがちになってしまうところがありました。
しかし、ゴルフプレーの中身を分析してみると、プロのような上級者でも、初心者でも、スコアの内、パッティングが40%、アプローチが25%、ドライバーからアイアンまでを含めショットをしてボールを飛ばすのが35%と、なぜかレベルに関係なく面白いようにこの割合が一致しています。
ですから、練習をするときには、このプレーの割合に合わせて練習をするのが、効率よくスコアアップをするための練習方法なのですが、実際のゴルフ場以外で、このような練習方法を行なえる練習場が存在しなかったのが今までの現状でした。