正しいスイングを体得するためには、独りよがりで練習するのではなく、レッスンを受けたり、自分のスイングを客観的にビデオやデータ測定器などでチェックしたりすることはとても大切です。なぜなら、自分では気づかなかったいろいろな知識や現実の姿を一瞬にして気づかせてもらえるからです。そこで気づいたことを自分なりの感覚に当てはめて、その感覚を意識しながら反復練習をして身体に覚え込ませていくことこそが本当の正しい練習方法と言えると思います。

　 その正しい動きを身につけるために、人間が地球上でパフォーマンスをするためには、他の動物同様にしっかりと地球に対して作用（力を加える）しなければ思うような動作は行なえません。そのため、ほとんどのスポーツはより良いプレーをするために専用シューズが開発されています。そして、選手は日々、試合、練習の区別なく、その専用シューズを履いて切磋琢磨しているのです。野球やサッカーなどは、それぞれのゲームの特性に合わせたスパイクの付いているシューズですし、体操やバレエはトウシューズのように普通の靴とは全く違った形で薄くて軽量です。アイススケートやスキーに至っては日常生活の動作は全くできないような専用構造になっています。

　 ゴルフも同様の考え方が必要なのですが、ゴルフクラブやボールの規制が強化されてきている中で、ゴルフシューズはあまり厳しく規制されてはいません。しいて言えば、ゴルフコースによってメタルスパイクが禁止されている程度です。デザインや構造も千差万別で、スニーカータイプのやわらかいものから、足型がしっかりとしていて固めのものまでいろいろあります。ソールの形状もまちまちですし、スパイクの種類も、メタルありソフトスパイクあり、またソール自身に突起が出ているスパイクレスタイプもあります。

 

 

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