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秋の夜長を愉しめる、酒の肴

 また先日京都のお茶屋バーに行って思い出したのですが、京都では、酒のあて(肴のことを京都ではこういう)のひとつに、お漬物の盛り合わせ、というのがよく出てきます。ちょっと軽いおつまみに、お漬物は、お酒のお供にぴったり。

 

 京都に行けば、かならず買うお漬物。私は、大体錦市場にある「打田漬物」さんで買います。くせが強すぎず、程が良いのです。種類もたくさんあって、毎回選ぶのに迷ってしまいます。

 

 

 今回は、なすの浅漬け、ゆずの風味の利いた「京そだち」、すぐき漬け、水菜、花大根、割り干し大根を漬けた「ごぶ漬け」などを選んで、盛り合わせました。

 

 打田さんのお漬物は、浅漬けのように、フレッシュなものが多くてうれしい。どちらかというと濃い味の多い酒の肴のなかで、サラダ感覚でいただけるので、合いの手に、ぴったり。ほっとして良いと思います。

 

秋の夜長を愉しめる、酒の肴

 そして、これは京都の知り合いにいただいて知ったものですが、かわいい季節の絵がついているガラス瓶入りの純米吟醸「秋の水面」。240mlと程よい容量で、美味しい。これは、ギフトにも気がきいていて喜ばれるものです。夏バージョンは、赤い金魚の絵柄の「夏の戯れ」というので、これまた実に可愛かったですよ。

 

 「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかにのむべかりけり」と歌ったのは若山牧水。

 

 みなさんも、牧水の気分になって、秋の夜長をゆるゆると美味しいお酒と肴で楽しんでくださいませ。

 

 

 

 

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● 天辰
越前仕立て汐雲丹 44g入り\5775~
申し込みフリーダイヤル:0800-400-5252 
Fax:0776-25-1865

● 富茂登
いくら250g入り\3675
Tel:0138-26-3456
Fax:0138-22-5402
http://fumoto.hakodate.ne.jp

● 打田
漬物各種 単品もあるが、季節の詰め合わせ6~7品で\3150~各種というのも楽しい。
錦小路店 
Tel:075-221-5609
Fax:075-241-1296

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秋の水面240ml入り\466
http://www.shoutoku.co.jp

 

 


東京生まれ東京育ち。幼少のときに父親の仕事の転勤に伴い、アジアへ。そこでのカルチャーショックが、人生の考え方を根本的に変えた。それ以来の人生訓は、「人間なんでもあり!」上智大学卒業後、出版社へ。主に、食、旅、インテリア、アートなどを担当。
人に食あり、人に旅あり。ストーリーのある食や旅、インテリア、アートを追っかけている。個人的にも、食べること、旅、気持ちのよい住まいが大好き。おいしいところやおいしいものを追いかけて、毎日多忙!