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オーデマ ピゲ【ロイヤル オーク オートマティック コレクション】


  スイスが誇る高級時計の老舗マニュファクチュール、オーデマ ピゲ(1875年、スイス:ル・ブラッシュで創業)。昔も今も、A.P(オーデマ ピゲの略称)に憧れる時計通は多い。時計遍歴の着地点として選ばれるような、頂上ウォッチブランドです。


  こうしてA.Pは1972年、オーセンティックでドレッシーさが前提となる、それまでの高級ウォッチの概念を打破するようにSS(ステンレススティール)素材を使い、ケースとブレスが一体化され、八角形フォルムを採用したスタイリッシュな革新モデルを発表しました。


  それが現在もシリーズ化され、世界的に人気を集める〈ロイヤル オーク〉です。


  同作は、ラグジュアリースポーツウォッチという新しいカテゴリーを時計業界に形成しました。そのロイヤル オークを代表する写真のモデルが、オーデマ ピゲが設計・製造した革新的ムーブメント、Cal.3120を搭載した、〈ロイヤル オーク オートマティック〉。

  ダイヤルには伝統的なグランド タペストリー モチーフを配し、ファセットカットを施した18KWG(ホワイトゴールド)のインデックスと針が視認性の高さを誇ります。なお18KPG(ピンクゴールド)ケースのレザーストラップ仕様も用意されています。


  搭載されるCal.3120は、オーデマ ピゲが設計・製作した独自の自動巻ムーブメントで、調和のとれたブリッジ配列、繊細な装飾仕上げが技術水準の高さを伝えます。ゼンマイを巻き上げる22Kローターには、オーデマ ピゲの栄えあるロゴと、創業者であるオーデマ家、ピゲ家それぞれの紋章が刻印されています。

  歯車の輪列の改善により、性能が一段と向上、香箱に納められたゼンマイが長時間にわたって安定した力を供給することで、高い精度を発揮。60時間というロング・パワーリザーブを誇ります。



  このように本作は、時計製作における伝統技術の粋を集め、さらにマニュファクチュールにおける技術革新の最先端が駆使されています。

  A.Pの革新性と伝統を堪能できる本作。高級時計の着地点として選択の最有力候補に挙げてみてはいかがでしょうか。

ロイヤル オーク オートマティック コレクション
Cal.3120。22Kゴールドローター。パワーリザーブ60時間。毎時/2万1,600振動。ジャイロマックス テンプ。 ケース径39㎜。サファイアケースバック。ダイヤルはシルバー、ブラック、ロイヤルブルー。50m防水。自動巻。SSケース。142万8,000円。

(問)オーデマ ピゲ ジャパン
tel.03-6830-0000
http://www.audemarspiguet.com/
松田朗 Akira Matsuda

ジャーナリスト まつだ あきら。東京ニュース通信社特派記者。雑誌『TVガイド』、『TVTaro』、『TVBros』などに携わる。1992年より雑誌『Begin』で時計の広告タイアップ記事を、『モノマガジン』、『VOCE』、『POPEYE』、『クールトランス』の時計特集などを。現在『時計Begin』での新連載、『ブルータス』などでの時計特集を準備。正規時計店の広告、タレントを起用するイベントなども手掛ける。