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ヴァシュロン・コンスタンタン[ケ・ド・リル]


  時計の頂上ブランド、ヴァシュロン・コンスタンタンは、最終的なデザインをユーザーが決めることができる、パーソナル・モデルという概念を世界に先駆けてかたちにしました。


  この〈ケ・ド・リル〉シリーズは、通常のコレクションと、アトリエ・キャビノチェ特別注文による完全マニュファクチュールの中間に位置します。シリーズは、「デイト・オートマティック(2460QHキャリバー)」と「デイ/デイト&パワーリザーブ・オートマティック(2475SC/1キャリバー)」2モデルで構成されていますが、当初は、後者だけがパーソナライズ可能モデルとして世界100ヶ所の限られた販売拠点でのみ販売されるそうです。

  ヴァシュロン・コンスタンタンが自社で設計、開発、製造し、搭載されるムーブメントは、ロジウムまたはルテニウムでコーティングされており、文字盤を通して堪能することが可能。どちらのムーブメントにも「ジュネーブ・シール」が刻印されています。2460QHキャリバーは、ディスクで日付を表示。一方の2475SC/1キャリバーは日付、曜日、パワーリザーブを針で表示します。

  7箇所のディテールを、3種類のメタル素材、2種類の文字盤、仕上げの異なる2種類のムーブメントを自由に選択して400近い組み合わせから選び、あなただけの珠玉のパーソナル・モデルが完成するのです。



  また、パーソナル・モデルの「ケ・ド・リル」以外に、「ケ・ド・リル」スタンダード・シリーズでは、前述の2モデルとも展開されます。



  両モデルとも3つの異なるバージョンが揃っており、パラジウム製のミドル(胴体部)、裏蓋、ベゼル、リューズ、グレーの文字盤、ロジウム加工のムーブメントと、ピンクゴールド製のミドル(胴体部)、裏蓋、ベゼル、リューズ、明るい色調の文字盤、ロジウム加工のムーブメント、そしてチタン製のミドル(胴体部)、裏蓋、ベゼル、リューズ、濃い色調の文字盤、ルテニウム製のムーブメント仕様があります。

   

  また、半透明のダイヤルは、刷り込まれたコード、マイクロプリンティング、セキュリティー対応インク、そして目に見えないインクを用いたUVマーキングによる偽造防対策が施されています。この特許出願中の4つの要素は、グーテンベルク印刷にとっての銀行紙幣用最新セキュリティー対応印刷技術と同等のもの。

  セキュリティーでは、ギャランティはスイスのパスポートと同等の印刷技術と品質を有し、革新的な化粧箱にUSBキー、マルチメディア・ツール付き。

  ブラックまたはダークブラウンでサドル仕上げの四角い鱗のワニ革、ダークブラウンのエレガントな硬質ゴム製のストラップ2本が付属。どちらのストラップにも、半マルタ十字型の折り返しのついた、新しい三重折りたたみ式の二重安全留め金付き。特別にデザインされたこの留め金は、ケースの中心部とマッチしたポリッシュ仕上げ(パラジウムまたはピンクゴールド製の場合)、またはサテン仕上げ(チタン製の場合)となっています。

  ちなみに「ケ・ド・リル」とは、ヴァシュロン・コンスタンタンの発祥地至近の特別な場所で、現在のブティック、ミュージアムがあるレマン湖のほとり。ローヌ川の右岸と左岸の間にあります。



(問)ヴァシュロン・コンスタンタン
Tel.03-3288-6597
松田朗 Akira Matsuda

ジャーナリスト まつだ あきら。東京ニュース通信社特派記者。雑誌『TVガイド』、『TVTaro』、『TVBros』などに携わる。1992年より雑誌『Begin』で時計の広告タイアップ記事を、『モノマガジン』、『VOCE』、『POPEYE』、『クールトランス』の時計特集などを。現在『時計Begin』での新連載、『ブルータス』などでの時計特集を準備。正規時計店の広告、タレントを起用するイベントなども手掛ける。