FERIC(フェリック)/MAGAZINE 本質を選ぶ大人のライフスタイルマガジン
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ゴルフプロのウェブレッスン
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自分のスタイルを見つけるために
女子プロゴルフ界の人気が追い風となっているのか、一千数百万人規模に拡大した日本のゴルフ人口。一昔前までの「接待ゴルフ」や「投資」といったイメージは少なくなり、ゴルフは老若男女を問わず、いろいろなレベルの人が同じフィールドで楽しめる数少ないスポーツということで、最近ではプライベートレジャーとして仲間同士やカップル、家族で気軽にゴルフを楽しむのが新たなスタイルとして定着しつつあります。
そして、ゴルフの最大の特徴といえば、広大な何十万坪の自然の中で、十数本もの道具を使い、しかも、球技の中では一番遠くへ飛ばせるということですから、その醍醐味は計り知れません。また、最近は国内外を問わず、いろいろな形式のゴルフコースがあり、なおかつ季節や天候などによって、その姿は千変万化しているのです。
春は気持ちも新たに道具やウェアを新調して期待を胸にコースに出かけますが、無法な春の嵐や芽吹いてきたばかりの芝目に惑わされスコアメイクに悩みます。夏には日焼け止めと虫除けスプレーは常備品です。お昼は汗でずぶ濡れになったポロシャツのまま生ビールで喉を潤し、そしてまた、午後は深いラフにてこずります。秋になると台風シーズンを迎え、カッパ姿で水滴を気にしながらプレーする機会が増えますが、それを過ぎると紅葉を迎え景観も芝の状態も天候も最高のゴルフシーズンとなります。そして冬が訪れると枯れて茶色く薄くなった芝を攻め倦み、寒さでボールも飛ばなくなります。雪が降らない限り地面は凍ってアイスリンクのようになっていてもプレーヤーは防寒グッズに身を包みプレーを続けているのです。
時には日本を抜け出し最高のゴルフシーンを求めて海外に出かけていくことも最近は容易になってきています。海外のゴルフコースに行ってみると、それぞれがその土地の気候や風土に合っていて、クラブライフの目的もはっきりとしています。
パブリックコースはとても自由でリーズナブルだし、プライベートコースはそのメンバーシップに即した威厳があります。また、一口にリゾートコースと言っても千差万別です。
このように、それぞれのゴルファーにとって思った以上にゴルフスタイルにおいての選択肢が増えてきていることから、自分のゴルフの目的が何なのか、どういうゴルフライフを求めているのかゴルファー自身が問われる時代になってきていると思います。逆に言えば、自分のゴルフがはっきりと見つかれば、とても心地良い時間や空間が得られるようになってきているわけですから、それを得るために少しでもお役に立てるような情報をこれからお伝えしていくことができれば幸いと存じております。
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ゴルフプロフェッショナル。
1960年1月2日生まれ。東京都出身。ジュニアの頃から注目され、日大ゴルフ部時代は主将を務めるなど活躍。84年にプロ入りし、87年のCITICORP伊香保国際オープン優勝。理路整然としたスイング理論に定評があり、テレビや雑誌などで幅広く活躍中。
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