Honda(ホンダ)は、スポーツハイブリッド「CR-Z」を2010年2月より、「フィット」のハイブリッドモデルを2010年中に、日本国内で販売開始すると発表した。
ホンダは“地球を見つめた発想と技術”を掲げ、小型・軽量・高効率を追求したHonda独自のIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)の搭載モデルを拡充中。このたびのハイブリッドモデル2車種により、ヒット中の「インサイト」「シビック ハイブリッド」と合わせて、スモールハイブリッド車のラインアップがさらに充実することになる。
ダイナミックでシャープなデザインが特徴の「CR-Z」は、2007年東京モーターショーにて発表され注目を集めたモデル。優れた走行・燃費性能を極限まで引き出すためにボディの軽量化を徹底追求しており、加えて瞬間認知・直感操作を追求した次世代スポーツコクピットや、軽快なオールグラスルーフなどを採用予定である。
また、「フィット」のハイブリッドモデルは、手軽で低燃費なモデルとして人気の現行モデルをベースに現在開発中。これに加え同社は、中・大型車への搭載を視野に入れた新しいハイブリッドシステムも検討しているという。
今後も地球規模でのCO2排出量削減に寄与するため、燃費向上技術の研究開発に注力して行くというホンダ。より環境性能に優れた製品の登場に、期待が集まる。