FIAT（フィアット）

　 今春の欧州での発売に先立ち、『フィアット500C』のワールドプレビューが今回のジュネーブモーターショーで行われた。

　 革新的なオープン・ソフトトップが特徴の新型500Cのボディサイズは、ベースモデルと同様（3.55 m x 1.65 m x 1.49 m）で、エンジンも1.3リッター、75 hpのマルチジェットターボディーゼル（5速マニュアルトランスミッション）、1.2リッター、69 hpガソリンエンジン、および1.4リッター、100hpのガソリンエンジンの3タイプ。異なる特徴を持つ3つのエンジンは、いずれも十分な排気量と活発な性格を持ち、洗練されたテクノロジーに基づく高性能を実現している。

　 さらに、フィアットの環境と持続可能なモビリティへの積極的な取り組みの一環として、一時停止時のエンジンオフと再始動を制御する、革新的な「スタート＆ストップ」システムを装備。このシステムは、車両停止時にギアをニュートラルにシフトし、クラッチを切ることでエンジンが停止し、その後、ギアシフトを行うと即座にエンジンの再始動が行われるというもの。

　 『フィアット500C』は快適性および安全性、技術、装備の面で新しい基準を作り出しながらも、ユニークで他に真似のできない「イタリアンスタイル」クルマである。

― 詳細 フィアット500C ―

2009年2月16日　トリノ発
※ 日本発売未定