RADO(ラドー)は、同ブランドの「V10K」シリーズに新モデルを追加、2009年秋より販売開始する。
2004年に発表された「V10K」は、ハイテクダイヤモンド※1コーティングを施し、天然ダイヤモンドと同等の硬度“10,000ヴィッカーズ※2”を実現した世界で最初の時計として登場。最先端技術を用いてハードメタルの表面に100%均質化されたダイヤモンド層を重ね合わせ、ダイヤモンドの持つ硬度と美しさを手に入れた同モデルは、素材への飽くなき挑戦を続けてきたラドーの高い技術力を再確認させる時計として、高い注目を集めた。
今回発売となる新しい「V10K」は、従来のスポーティなイメージから、ダイヤルに刻まれたブランドロゴを縮小し、ストラップをラバーからレザーへ変更するなど、素材の魅力を一層引き立てるクールでエレガントなデザインに一新。艶のあるブラックカラーが、大胆なカッティングが施されたケースデザインやスタイリッシュなフォルム、そして素材の硬質感を見事にまとめあげている。また、同モデルは従来の2針から3針となったことで、日常での使用感も高められた。
ラドーならではの、素材とデザインをアーティステックに融合させた同モデルは、“真のラグジュアリー”を感じさせてくれる。なお、価格は714,000円(税込み)。
※1 ハイテクダイヤモンド:数千個もの直径1ミリのダイヤモンドを粉末状に砕き、摂氏1500度の高温で5万バールの高圧(=ジャンボジェット1機分の重量をコイン大の面積にかけるほどの圧力)をかけて焼結させると、ダイヤモンド粒子周辺の炭素が化学反応により拡大し、透明なダイヤモンド層が出来る。ラドーは、最先端技術を用いセラミックスの上に均質化されたダイヤモンドの層を重ね合わせ、ダイヤモンドと同じ硬度と美しさを備えた時計素材をうみだした。その硬度は10,000ヴィッカーズを記録。ステンレス(200ヴィッカーズ)の50倍という驚異的な硬度を誇る。
※2 ヴィッカーズ硬度:硬度を表す値。ラドーの素材は、ゴールド、ステンレス、プラチナよりもはるかに高いヴィッカーズ硬度1200以上。
品番:R96.905.155