ボール ウォッチ・ジャパン株式会社は、現在のフラッグシップモデル「エンジニア ハイドロカーボン」から、初めてフルモデルチェンジを行った次世代モデル「エンジニア ハイドロカーボン スペースマスター」を発表、2009年11月より販売開始する。
このモデルは、ボール ウォッチの「エンジニア ハイドロカーボン」シリーズが発表・発売となった2004年以来、初のフルモデルチェンジを果たしたもの。世界初の「7500Gs」という耐衝撃テスト(※1)をパスし、強力な耐磁性(※2)など、数多くの特徴を兼ね備えた極めて革新的なハイ・スペックモデルとなっている。
また、衝撃に強く快適な着け心地を追求した特許取得済バックル(※3)、耐衝撃性を高めるために考案された特許取得済の「セーフティロック・クラウンシステム(※4)」の大幅なデザイン変更など、さまざまな仕様変更が行われた。
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さらに同モデルは今回、“スペースマスター”の名の通り、民間による最初の有人弾道宇宙飛行を競うコンテスト「アンサリ X(エックス)プライズ」に成功した、宇宙旅行界注目のパイロット、ブライアン・ビニー氏とのコラボレーションを果たしている。地球を暗黒の宇宙から隔てる“ブルーのリボン”に驚嘆したというブライアン氏のエピソードからインスピレーションを受け、夜光用にアイスブルーとイエローのマイクロ・ガスライト(※5)を使用するなど、随所に冒険や探検、高度な技術、精密さや信頼性の飽くなき追求が反映された。なお、価格は262,500円(税込み)。
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※1:最高の品質基準に基づく「エンジニア ハイドロカーボン」は、厳格なテストの結果、7500Gsという驚異的な衝撃に耐えることが実証された。
※2:現在の基準では通常の機械式時計が4800 A/m(アンペアメーター)の磁場に置かれても動き続け、1日に30秒以上の誤差が生じない場合に「耐磁性」と呼ばれる資格があると定義されている。「エンジニア・ハイドロカーボン」は12000 A/mの耐磁性をもち、この基準値を大きく上回っている。
※3:ボール ウォッチが特許を取得した、エクステンション付きの新しいバックル。製造はすべてNC旋盤を使い、100分の1mm単位で精密に加工されるバックルの心地よい操作感と、開閉音をもたらす。また、5000回に及ぶ開閉検査にも合格済み。
※4:ボール ウォッチが特許取得済の「セーフティロック・クラウンシステム」は、リューズを最後まで完全にねじ込まないと、プレートがロックできないシステム。
※5:文字盤や針などに取り付けられた小さいガラス管(カプセル)の内側に蛍光塗料を塗布し、トリチウムガスを密封することで発光。昼夜を問わず四六時中、自発光により光り続ける。