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「洋上の我が家」にようこそ 豪華客船「セブンシーズ・ナビゲーター」 横浜に初寄航する

「世界一美しい航路」でオーロラを観測する

 船の中央部にあるゲートからパスポートを預けて乗船する(ちなみに外国籍の船内は海外である)と、そこはもう別世界。豪華なインテリアに圧倒される。ガラス張りのエレベータが昇降する、ラグジュアリー船ならではのゴージャスな世界が待っているのだ。船尾には吹き抜け構造の天井の高いシアター「セブンシーズ・ラウンジ」が用意され「シルク・ドゥ・ソレイユ」など様々な一流のエンターテイメントが毎夜のように催されている。

 

 また別のデッキには図書室やカジノ、ブティックなども用意され、長い滞在時間を有効に使うべく様々な施設が並んでいる。定員を抑えた設計のために、どこもパブリックスペースはゆったりしている。屋外にあるデッキの中央部分には屋外プールとジャグジーなどもあり、ゆったりとした船旅を楽しむには最高の場所が用意される。プレスに公開されたカテゴリーAにあたるペントハウス・スイートにはベランダはもちろん、ミニバー、ウオークイン・クロゼット、バスタブもある。この船のクルーズ代金には船内の食事、アルコールを含む飲み物、チップ、税金などが含まれている。10日間のコースは一人6,000ドルから。円高のおり、食事や移動の負担を考えると割安と感じる人も多いはずだ。

 

 クルーズ船はカテゴリーによってもちろんそのサービス内容は異なるわけだが、一度このラグジュアリークラスの船のサービスを味わうと、何か物を頼む度に財布を出し、チップを用意するのが本当に煩わしいものに思えてしまう。それこそ朝からシャンパンを空けてステーキを頼んだとしても、それは全てクルーズ代金に含まれている。様々な制約から解放され、自由にのんびりと、本当に贅沢な時間が流れている。自分の人生に対して、一度はこんなご褒美を与えてあげてもいいのではないだろうか。

 

 

Photo&Text:Takamasa Wada

「世界一美しい航路」でオーロラを観測する

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和田隆昌

ライター・エディター
アウトドア系の雑誌社に入り、いくつかの編集長を経験した後、昨年までラグジュアリー系の会員誌の編集を約5年間務める。船、高級外車、不動産、投資などの記事を得意とする。プライベートではカヤック、山岳スキーなども行なうアウトドア志向である。アウトドアの知識を活かして防災士の資格を取得後、災害危機管理アドバイザーの肩書きを持ち、著作多数。防災関連では講演、TV、ラジオなどの出演も多い。