Van Cleef & Arpels（ヴァン クリーフ＆アーペル）

　ヴァン　クリーフ＆アーペルといえば王侯貴族に愛されたハイジュエリー・ブランドとして、その幸せを象徴するようなデザインが若い女性から圧倒的な支持を受けているブランド。そのウォッチ・サロンが10月1日にミッドランドスクエアにオープンした。ジュエリーと同じデザインモチーフを持ったレディスモデルや、詩的な世界をダイアルや時計機構に投影させるポエティック・コンプリケーションなど、滅多にお目にかかれないタイムピースがずらりと並ぶ空間は一見の価値がある。

　このウォッチ・サロンのオープンを記念して、10月21日にはオープニングレセプションを開催。約120名ものお客様を迎えて、華やかに行われた。ヴァン クリーフ＆アーペルのＣＥＯアラン・ベルナールさんの挨拶に引き続いて、『FERIC』のウォッチディレクター篠田氏によるトークショーがスタート。サプライズゲストとして登場したのは、モデルの長谷川理恵さん。

　 長谷川さんを交えたトークショーでは、主にポエティック・コンプリケーションの世界観や機構を解説。実際に時計を触れた長谷川さんも、そのユニークで詩的な世界に興味津々。長谷川さんはバーゼル＆ジュネーブで行われる時計フェアを訪れたこともあるという時計愛好家。機構や素材に対する知識も豊富で、ヴァン クリーフ＆アーペルが取り組む時計作りへの本気の姿勢をご理解いただけた様子。参加者はその後もポエティック・コンプリケーションの動きに酔いしれ、盛会の内にイベントは終了した。