道路交通法では自転車は車両に分類されるので、原則は車道を走るべき。ただし、1970年代から車と自転車の接触事故が非常に増えたので、歩道も通行してもよいという法律ができ、いつの間にか自転車は歩道を走るものという認識が定着してしまいました。しかし現在は、歩行者と自転車との衝突事故が増えています。スポーツバイクは40kmくらいスピードがでますから、自転車は車道を走るべきなのです。しかし日本では車道は車のためものになっていて、自転車は走るところがないのが問題。徐々に改善していく動きがでてきて、東京では車道を走る人が増えています。ただ、自転車に対して罰則がありません。車道に右側を走る逆走や信号無視などで捕まることはあまりありません。車道を走る以上は、交通ルールが適用されるべきだし、曖昧になっているのが問題です。