短中距離の走行を目的とした軽快車、いわゆるママチャリと呼ばれるものは実用車と呼ばれ、スポーツや趣味で乗る自転車はスポーツバイク。今回はスポーツバイクについて少し説明します。
■ロードバイク
ハンドルが下に曲がったドロップハンドルが特徴で、平地でスピードを出して走る、ツール・ド・フランスなどのレースで用いられるものです。少し前までは、上級者向けでしたが、最近は一台目からロードバイクを選ぶ人も少なくありません。
■マウンテンバイク
その名の通り、山などの道がデコボコしているところを走る自転車。特徴は、フレームが太くて頑丈、タイヤもブロックタイヤというボコボコした太いものが採用されています。荒地を走りやすくなっていて、衝撃を和らげるサスペンションがついているタイプもあります。
■クロスバイク
ロードバイクとマウンテンバイクのそれぞれの特徴を継承したものです。ロードバイクは前傾姿勢が辛いという人に最適で、ポジションはアップライトで、かつ細めのタイヤを履いていて、舗装された道路を走るのに適したバイクです。自転車をこれから始めようとする人や、町乗りに適したバイクです。
■小径車
タイヤの小さいものでミニベロとも呼ばれています。よく折りたたみのタイプもありますが、スペースをとらなくて、スポーツもできる自転車です。