Cartier（カルティエ）

「グランドゥカフェ」コレクションより新作ジュエリーを発表

　眩いばかりの輝きで魅了し続ける「グランドゥカフェ」コレクションに、ボリューム感を強調し、プレシャス素材の力強さが際立つクリエイションが加わりました。着想源となっているのは、カルティエが培ってきた豊かなスタイルの表現のなかでも「イエローゴールドで表現した植物モチーフ」と「ジュエラーの視点で日常をプレシャスに昇華させること」という2つの要素です。“トゥーサンテイスト”をベースにした力強い2つのテーマが、新しい解釈によってさらに豊かに咲き乱れます。

ジュエリー界の常識を変え、ボリュームを探求する

　初期の「グランドゥカフェ」のデザインコードが新たな構造に再解釈され、このコレクションの新しい1ページを開きます。ささやかな変化によって、すべてが生まれ変わりました。どのクリエイションにおいても、ダイヤモンドのラインが中心軸となり、そこからさまざまなサイズのコーヒー豆が扇状に広がります。動きのあるコーヒー豆をあしらったネックレスとフープイヤリングは、レトロなスタイルに現代的なひねりを加えています。バングルブレスレットと1950年代のカクテルリングを思わせるリングは、数量限定で展開します。

　この太陽のように輝かしいジュエリーは、柔らかなホワイトゴールドと華やかなコントラストを巧みに組み合わせ、メゾンのデザインコードを称えながら、それらの境界線を曖昧にします。ヴィンテージのエスプリとモダンなスタイルが織りなす唯一無二の組み合わせは、プレシャスなオブジェが抱かせる大切に受け継ぎたいという気持ちを呼び起こします。

　これらの新作は、ジュエリー職人の卓越した仕事の成果です。ネックレスには約120時間、ブレスレットに64時間、フープイヤリングに54時間、そしてリングには26時間が費やされました。

プレシャスの限界を押し広げる

「グランドゥカフェ」コレクションに、ブローチとブレスレットの2つの新作が登場します。動きのあるコーヒー豆が奏でる軽やかな音、縞模様あるいはスムース仕上げのイエローゴールド、ゴドロン装飾、織物のようなヤシの木モチーフのチェーン、ダイヤモンドのクローズドセッティングといった、「グランドゥカフェ」の特徴をすべて取り入れています。さらに、ダイヤモンドの煌めきを引き立てるプラチナのこの上ない高貴さが加わり、官能的な音と動きのあるジュエリーを身に着ける喜びを助長させます。

　ヤシの木モチーフのチェーンで構成されたブレスレットは、片側はオープン、もう片側にはコーヒー豆の下にヒンジが隠れているという斬新な構造が採用されました。179個のダイヤモンドが、コーヒー豆の先端に、もしくは全面にパヴェセッティングされています。表面がスムース仕上げ、縞模様あるいはパヴェセッティングと、コントラストがあるモチーフが動くたびに官能的な雰囲気を醸し出し、思わず触れたくなります。カルティエのジュエリー職人の卓越性を反映したこのブレスレットは、ジュエリーの加工に43時間、セッティングに31時間、研磨に15時間もの時間をかけて誕生しました。

　70個のダイヤモンドが輝く、しなやかな房状のブローチは、スタイルとエスプリで纏うジュエリーです。豊かなボリューム感と、コーヒー豆が戯れる動き、素材の美しさを兼ね揃えたこの精巧な作品は、ジュエリー加工に21時間、セッティングに13時間、研磨に5時間が費やされて誕生しました。