カンヌ国際映画祭75周年を祝う特別なエシカルゴールド製パルム・ドール
昨年度、2021年のカンヌ国際映画祭では、フランスの女性監督ジュリア・デュクルノーの『TITANE/チタン』が、歴史的なパルム・ドールの受賞を果たしました。そして迎えた2022年。カンヌ国際映画祭は創設75周年を、そして、映画祭とショパールとのパートナーシップは25周年を迎えます。この記念すべき特別な年を祝し、ショパールはローズクォーツを台座に使用し、2枚の小葉にダイヤモンドをセットした特別なパルム・ドールを制作しました。
最も美しいラブストーリーを紡ぐ“愛のストーン”
ショパールが25年間にわたって情熱的な関係を築いてきた世界で最も有名な映画祭の創設75周年を祝うためには、斬新かつユニークなパルム・ドールが必要でした。メゾンの共同社長兼アーティスティック・ディレクターのキャロライン・ショイフレは、RJC(責任ある宝飾のための協議会)の認定を取得したサプライヤーから調達したダイヤモンドを2枚の小さな葉にセットし、パルム・ドールの再解釈を試みました。1枚目の葉は、映画祭の周年に合わせて75個、そしてもう1枚の葉は、映画祭とショパールとの四半世紀にわたるパートナーシップを象徴した25個のダイヤモンドがあしらわれ、まさに“ダブルセレブレーション”にふさわしいパルム・ドールが誕生しました。
フェアマインド認定を取得した18Kイエローゴールド製パルム・ドールの台座には、従来のロッククリスタルに変わり、“愛”の象徴であるローズクォーツが使用されています。ギリシャ神話では、このパウダーピンクの繊細な縞模様を呈したジェムストーンは、美と愛の女神アフロディーテによって創造されたと言い伝えられています。ギリシャ語で氷を意味する“krustallos”に由来するクォーツは、“神々の氷”として崇められてきました。ローズクォーツは、映画祭と映画との無条件の愛ばかりでなく、25年前にキャロライン・ショイフレが当時の映画祭会長ピエール・ヴィオから託された新たなデザインのパルム・ドールを制作した時から続くショパールと映画祭との愛をも象徴しています。まさにラブストーリーのごとく、ショパールは、映画祭とのパートナーシップに何度となく誓いを立て、大切にしてきました。その熱きメゾンの思いを込め、キャロライン・ショイフレは今年のカンヌ国際映画祭のテーマに「Chopard Loves Cinema」を掲げます。
パルム・ドールの弛まぬ再解釈
2017年、映画祭70周年の際には、ショパールのハイジュエリーアトリエにおいて、葉と茎部にダイヤモンドを散りばめた記念すべきパルム・ドールが制作されました。また、2014年からは、フェアマインド認定を取得したエシカルゴールド製のパルム・ドールが制作され、世界初、且つ唯一無二の人と環境に配慮したエシカルな映画祭のトロフィーとなっています。
2021年、俳優シャロン・ストーンからパルム・ドールを手渡されたのは、若きフランスの女性監督ジュリア・デュクルノーでした。彼女は、監督デビューから2作目の長編映画『TITANE/チタン』で、この快挙を成し遂げました。ショパールにとって、キャリア初期にある若い映画制作者の受賞の瞬間に立ち会えたことは、大変光栄なことでした。また、メゾンがパルム・ドールの制作を担当して以来、初めての女性監督の受賞ともなりました。同映画祭における女性監督のパルム・ドール受賞は、1993年『ピアノ・レッスン』のジェーン・カンピオンが初でしたが、当時のトロフィーは、ゴールドメッキ(raw gold-plated)とプレキシガラス(Plexiglas)で作られていました。
昨年(2021年)のカンヌ国際映画祭は、多くの点で印象深い年となりました。映画祭の最も重要な2つのオフィシャルアワード(短編映画のパルム、および最優秀長編処女作を称えるカメラ・ドール、いずれも映画祭で授与されるトロフィー同様にメゾン ショパールが制作)においても、若い女性監督が受賞を果たしました。短編部門には香港のタン・イー(Tang Yi)、カメラ・ドールにはクロアチアのアントネータ・アラマット・クシヤノヴィッチ(Antoneta Alamat Kusijanović)がその栄誉に輝きました。
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