THE RITZ-CARLTON OSAKA(ザ・リッツ・カールトン大阪)

　 専用のキーを持つゲストのみがエレベーターでアクセスできる「ホテルのなかのホテル」、クラブフロア。そんな映画にでてくるような特別なフロアが、ここザ・リッツ・カールトン大阪にはある。

このクラブフロアは33～35階と同ホテルが占めるフロアでも、上層階に位置する最高のロケーションだ。フロントでのチェックインはもちろん不要。34階にある専用のラウンジ、（クラブラウンジ）で、チェックイン・アウトから、旅行や劇場の手配、レストランの予約までさまざまな要望に応えてくれる専任のコンシェルジュが出迎えてくれる。さらに一度そこを訪れたことのある人ならば、「お帰りなさいませ」と声をかけられ、まるで我が家に帰ってきたような気分になる。ついつい「ただいま」と言葉にしたくなる安心感を与えてくれるのだ。 　 またクラブラウンジでは、滞在中5回の軽食がブッフェスタイルで用意されている。アフタヌーンティーの時間には、スコーンやサンドウィッチ、ケーキなどとともに紅茶やシャンパンなど豊富なドリンクを楽しめる。その後のリフレッシュメント（オードブル）では、ザ・リッツ・カールトン大阪が誇る、日本料理、イタリア料理、フランス料理、中国料理のいずれかのレストランから日替わりで、料理長自慢のオードブルが出される。そして、就寝前の時間にはワインやウィスキーとともに豊富な種類のチーズやショコラを、朝食には卵料理やマフィン、デニッシュなどが楽しめる洋食のほかに、和食メニューも用意されているのだ。さらにチェックアウトの時間に至るまで、飲み物とともにブッフェスタイルの軽食が楽しめ、幸福感で満たされる。このラウンジには、雑誌や書籍も置かれているので、まるで自宅にいるようにソファに座り、お茶やお酒とともにリラックスした時間も得られるのだ。

　 “また来たい”、そう思えるホテルは、非日常的な空間と特別な時間を与えてくれるうえに、やはり心から寛げることが必要な条件となるのだろう。