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沖縄の先にある小国「台湾」で食事・温泉・異文化を楽しむ

最も近い隣国「台湾」は羽田発着でさらに身近になった

最も近い隣国「台湾」は羽田発着でさらに身近になった

Vol.1 最も近い隣国「台湾」は羽田発着でさらに身近になった

台北市内にはいくつもの夜市があってどこも地元民や観光客で賑わっている。聞くと台湾市民も夜は外食が多く、コストはとても安い。日本円で1000円分飲み食いするのは容易でない。ちなみに三ヶ所で食べて800円位だった。

Vol.1 最も近い隣国「台湾」は羽田発着でさらに身近になった

台北市内にある「田園」で、お腹が空いていたのでビール1本と6品も頼んでしまった。するとひき肉ご飯とか、アサリとかおまけがどんどん出てきて驚く。最後に頼んだ海老料理は絶品。牡蠣料理も最高。それでも2000円以内。

 成田から3時間。桃園空港から台北まではバスやタクシーを使って小一時間かかるのだが、羽田からの便に乗れば台北のすぐ隣の松山空港に到着する。仕事終わりの週末にふらっと訪れたい人にとっては大変ありがたい。台北に夜遅くついたとしても食事に困ることはない。夜市と呼ばれる屋台で食べるのであれば、深夜着の便でも十分に楽しむことが可能だからだ。しかし台北の夜は本当に安全だ。聞けば現在の政権交代以降、警察が厳しくなり、治安が急速に良くなったという。市内は夜12時過ぎても若い女性が歩いていて、夜市は観光客でごった返している。

 

 いくつかの夜市に行ってみたが、どうやって頼むのかが分からない店も多い。看板もなく、素材が無数に並べられていて、どうもそこから選んで調理してもらうらしい。中国語が出来ないために英語で話しかけると「日本人かい?」と日本語で返された。日本語の出来る人が多いのである。若い人は英語も日本語も出来る人がいて、中国語はもちろん出来るため三ヶ国語が出来る人が多く存在するのが台湾である。なるほどこの国際化時代に発展するわけだと思った。次回はもうちょっと中国語、それも料理や素材の中国名を覚えてから行きたいなあと思った。看板のある店のメニューくらい少し読めたほうがもっと楽しめると思った。

 

 さて、そこで最初に頼んだのが牡蠣を焼いたものをパンに詰めたもの。5-6個入っていてとってもジューシー。旨みが口の中に広がる牡蠣好きの自分にはたまらないもの。その後に台湾拉麺と餃子の屋台に行ってみた。拉麺はいくつかの麺を指差しで選ぶだけ、餃子は数を指定すればよかったので簡単に注文出来た。麺は細麺でさっぱりとした日本のラーメンとは全くことなるお味。でも美味い。餃子は水餃子だったのだがあまりにも美味しくて3回もお替わりをしてしまうほどだった。ラーメンは30元、餃子は6個で40元だった。

 

 台湾と言えば小龍包が有名なのだが、この屋台で食べた餃子の方が印象的だった。料理は30元~80元くらいのものが多く、日本円にして100円~300円までとかなり安い。少ない物を少しづつ食べるのがここでの食事のコツのようだ。


 台湾の料理は中国料理でも上海系のさっぱりとしたものが多く、魚介類も野菜も新鮮で種類も豊富なので相当にレベルが高いと思う。翌日夜は知人と小龍包が有名な店にも訪れたが、そのコストの安さに驚かされた。日本円に換算するとほぼ三分の一の感覚だ。最近では台湾でも日本料理が人気で、刺身や寿司の店も人気だそうだ。イタリアンなども楽しめ、今やアジア有数のグルメ大国にもなっているようだ。

 

「台湾の夜市を歩く」 動画を見る >>

 

photo&text by Takamasa Wada

 

Vol.2 温泉・グルメの楽しみが満載「親日の国」を存分に楽しむには

 

 

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最も近い隣国「台湾」は羽田発着でさらに身近になった
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和田隆昌

ライター・エディター
アウトドア系の雑誌社に入り、いくつかの編集長を経験した後、昨年までラグジュアリー系の会員誌の編集を約5年間務める。船、高級外車、不動産、投資などの記事を得意とする。プライベートではカヤック、山岳スキーなども行なうアウトドア志向である。アウトドアの知識を活かして防災士の資格を取得後、災害危機管理アドバイザーの肩書きを持ち、著作多数。防災関連では講演、TV、ラジオなどの出演も多い。