セカンドカーはファーストカーとは、全く違う性質を持ったクルマがいいですね。たとえば、一台目が国産車なら、二台目は外車にしてみたり、大きな車を持っていたら、小さな車にしてみたり。それで使いわけてみるんです。
セカンドカーを持つということは、ライフスタイルを広げるということです。クルマは特に好きではなくても、ちゃんとしたものに乗りたいとか、用途に合わせて乗り分けたいと思う人は、精神的にすごく豊かな人だと思いますね。いわゆるクルマ好きのマニアの方とはその価値観が違うんです。カーマニアはクルマ自体を大切にしますが、ライフスタイルでセカンドカーを選ぶ人って、クルマに乗ってどこに行くのかということを大切にするんです。 |
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感受性や知的な好奇心が強い方が多いと思います。クルマで出かけた先においしいレストランがあって、その店の人といろいろな話をして「またきますよ」ということになったり、すばらしい景色があれば家に帰ってから、何というところであったか調べたり。そうして趣味がどんどん深まったり、暮らしが広がったりするんですよね。クルマとはそういった体験をサポートしてくれるものだと思います。違うクルマに乗ることで気持ちが切り替わると同時に、普段感じなかった新しい刺激に触れることもできます。たとえばオープンカーなどに乗れば、季節に対して敏感になれますよね。空気を肌で直接感じて季節を先取りできます。四季の移り変わりを感じることは、クルマのことだけを考えていたらできないことです。 |