コア ジュエルス（CORE JEWELS）

　男と女ではジュエリーに求めるものは異なる。女性が華やかなジュエリーや、華奢なリングを好み身につけるのは、ファッションアイテムのひとつとして“女らしさ”や“華やかさ”を表現するためなのだろう。一方男性といえば、ジュエリーに自己の精神を注入し体の一部として、男らしく、剛胆かつ知的さをプラスする。しかし男性らしいどっしりと存在感のあるジュエリーは、慎重に選ばないとヤケドを負うことにもなり兼ねないので注意が必要だ。

　そこでジュエリー選びに悩める日本男児に提案したいのが、東京発信のハイジュエリーブランド「コア ジュエルス」だ。ブランド設立当時、あまり使われていなかったブラックダイヤモンドをメインストーンに採用した斬新さ、ゴールドやプラチナを贅沢にあしらった本物の持つどっしりとした安定感、そして身につけるものを知的に演出するクラシックなデザインが、日本だけでなく、世界中の男たちを虜にしているハイジュエリーブランドである。

　「コア ジュエルス」の設立者であり、メインデザイナーの山崎正典氏は、それまでジュエラーとして培ってきた宝飾品の知識と経験をもとに、東京で活躍するアパレルデザイナーやタトゥーアーティストなど、多岐にわたるクリエーターらとクリエイティブ集団を結成し、2003年に同ブランドを立ち上げる。しかし、ブラックダイヤモンドをメインストーンとするジュエリー製作は、ホワイトダイヤモンドとは美しく見せるための加工方法も表現方法（＝デザイン）も異なり、困難を極めた。多くの問題に直面しながらも、ダイヤモンドでは珍しいハーフローズカットダイヤモンドをどこよりも早く使用したり、ダイヤモンドを敷き詰める“パヴェ”を採用したり、直線の作るエッジの美しさで魅せることが｢コア ジュエルス｣のジュエリーとしての答えであった。彼らのデザインは、日本の卓越した職人技術により見事に昇華し、その“黒”ジュエリーは格式を重んじ伝統を守る宝飾業界に、堂々と切り込んでいったのだ。

　さらに「コア ジュエルス」のこだわりは、最高品質の天然ブラックダイヤモンドにある。目にしたものを奥深くへと引き込む漆黒色は、人工的に色付けしたものでは決して出せない。本物のブラックダイヤモンドがもつ硬さ、強さ、美しさこそ、山崎氏が「コア ジュエルス」に込める「斬新・異端・強さ」を表現できる唯一無二の存在なのだ。“光の中でさらに輝く光”を持つのが多くの女性を魅了するホワイトダイヤモンドとすれば、ブラックダイヤモンドは“影の中で輝く黒い光”。これこそが男がジュエリーに求められる輝きであり、自己を投影するにふさわしい“光”なのだろう。

　また今回、2003年の創設以来、ハイジュエリー業界に対して革新的なことを提案し続けてきたCORE JEWELSが、今度はシルバー業界へ新境地を切り拓く“New State of SILVER（Noble Collection）”を発表。ひとつひとつの地金のエッジ面を正確かつ斬新に重ね合わせて完成する独自の『ダイヤモンドカット』と、オリジナルのブラックカラーを身にまとったジュエリーたちは、シンプルなデザインながらも強い存在感を放つ。

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