米国の家具メーカー、ハーマンミラー社の日本法人であるハーマンミラージャパン株式会社から、人とテクノロジーとの関係をより良くする「エンベロップデスク(Envelop Desk)」が販売開始された。
このたび発売となるエンベロップデスクは、座る人とテクノロジーとの関係をより良くするために開発されたデスク。ハーマンミラーが人間工学に基づいた高機能ワークチェアのデザイン開発で培ってきた経験が活かされ、2008年に発表された「エンボディチェア」をうみだした故ビル・スタンフとジェフ・ウェバーがデザインを手がけている。
開発の背景には、コンピュータに向かい合って長時間動かずに座り続けることの多い環境への配慮がある。人の身体は動くようにできているが、コンピュータに向かう際には多くの人が前傾または直立姿勢から動かずにいるため背中がサポートされず、体に負担をかけてしまっているという。エンベロップデスクは、ユーザーがリクライニング姿勢や直立姿勢に合わせて、座ったままデスク面を前後に動かす(天板を2.54cm手前に伸ばす毎に1度下に傾き、最大で17.78cm伸び、7度傾斜)ことが出来る仕組みだ。
またデスク前面は、どのような姿勢をとっていても柔らかく弾力性がある素材で前腕をサポートし、手首への圧力を軽減してくれる。形状は身体がすっぽりと入る「ボディポケット」が採用され、さまざまな体格・体型に対応できるように設計された。
さらに、ベースの仕様はキャスターまたはグライズを選択でき、デスク背面のフィニッシュカラーはラミネート仕上げ8色、ベニア仕上げ3色から、ベースは5色から選択可能となっている。なお、価格は171,990円(税込)から。
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