
この夏、明治末期に起源を持つ呉服業の老舗「小田章」が、スタイリストの伊賀大介氏をはじめとする若手のクリエーターたちとコラボレーション浴衣を発表した。老舗と新進気鋭のクリエーター集団によるプロジェクト「RASCALS」が提案する「新しいユカタのカタチ」とは。
そもそも、なぜこの異色のコラボレートが生まれたのだろうか。きっかけは小田章の社長・小田毅氏とアートディレクター/グラフィックデザイナーである宮師雄一氏、スタイリストの伊賀大介氏、マーチャンダイジングプロデューサーの源馬大輔氏の共通の思い。それは「今、男性もすごくおしゃれになった。だが男性の生活の中に『和』という要素がすごく欠けているのではないか」という思いである。欠けているなら創ってみよう、そこから始まったのが新しい浴衣のプロジェクトだ。
小田章は伝統の力を守る老舗であると同時に、特に先代の社長の代からは革新的な試みで呉服業界をリードしてきた。もともと呉服メーカーではあったが、先代の代からはオリジナルの商品のみを扱っている。浴衣のデザインに呉服のデザイナーではなく、絵本「不思議の国のアリス」などの挿絵で名の知られる画家・金子國義氏を起用するなど、和装の世界に常に新しい風を吹き込んできた。
小田章の最新プロジェクトである今回のコラボレーションは、宮師雄一氏、伊賀大介氏、源馬大輔氏ら3人のクリエーターたちの発想が、まったく新しい「ユカタのカタチ」を創り上げる起爆剤になった。
これまでにない発想、それはデザインではなく「スタイリング」を一番に考えて作られた浴衣であるという一点にある。

そもそも、なぜこの異色のコラボレートが生まれたのだろうか。きっかけは小田章の社長・小田毅氏とアートディレクター/グラフィックデザイナーである宮師雄一氏、スタイリストの伊賀大介氏、マーチャンダイジングプロデューサーの源馬大輔氏の共通の思い。それは「今、男性もすごくおしゃれになった。だが男性の生活の中に『和』という要素がすごく欠けているのではないか」という思いである。欠けているなら創ってみよう、そこから始まったのが新しい浴衣のプロジェクトだ。
小田章は伝統の力を守る老舗であると同時に、特に先代の社長の代からは革新的な試みで呉服業界をリードしてきた。もともと呉服メーカーではあったが、先代の代からはオリジナルの商品のみを扱っている。浴衣のデザインに呉服のデザイナーではなく、絵本「不思議の国のアリス」などの挿絵で名の知られる画家・金子國義氏を起用するなど、和装の世界に常に新しい風を吹き込んできた。
小田章の最新プロジェクトである今回のコラボレーションは、宮師雄一氏、伊賀大介氏、源馬大輔氏ら3人のクリエーターたちの発想が、まったく新しい「ユカタのカタチ」を創り上げる起爆剤になった。
これまでにない発想、それはデザインではなく「スタイリング」を一番に考えて作られた浴衣であるという一点にある。

RASCALS公式Web販売ページはこちら
http://www.kyogocan.com/webshop/
小田章株式会社
明治末期に小田徳三郎夫妻が繊維業に関わったことに始まり、徳三郎を中心とした「絞り」の組合を結成。以後独自の技術を開発する。継承した技術を基盤に「嘉永小紋」「正倉院(シルクロード)」などのヒット作を生み出す。現在は伝統を守りながらも「KIMONO the ART」というコンセプトのもと、新たな和装を提案している。
http://www.odasho.co.jp/
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小田章株式会社
明治末期に小田徳三郎夫妻が繊維業に関わったことに始まり、徳三郎を中心とした「絞り」の組合を結成。以後独自の技術を開発する。継承した技術を基盤に「嘉永小紋」「正倉院(シルクロード)」などのヒット作を生み出す。現在は伝統を守りながらも「KIMONO the ART」というコンセプトのもと、新たな和装を提案している。
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